はじめまして、エッセイストのわたし。
人もすなるエッセイといふものを私もしてみむとてするなり。
戌の年の一月に、ベローチェにて決意す。
そのよし、いささかにものに書きつく――
エッセイ―自由な形式で、気軽に自分の意見や感想などを述べた散文
作家でも、クリエイターでもない、すごくもなんともない、なのに。
なのに、人よりちょっとだけ生きづらそうなわたし。
あんなに自由な140字の世界でも、特注の鍵と真夜中の招待状が必需品。
それから、厳重な手荷物検査。そうしてやっと、ステージに立てる臆病なわたし。
だけど、きっと、マイクは置きたくないわたし。
だから、エッセイストになりたい、と思った。
エッセイなら、明菜じゃなくても、百恵ちゃんじゃなくても、まゆゆじゃなくても、いいんだ。わたしでも、ステージに立っていいんだ。好きな曲を歌って、好きなように踊っていいんだ。
とはいえ、すぐに私の思い描いている"エッセイスト"になれるわけではないので、「現代の随筆といえばブログかしらん」などと思い、噂のはてブデビュー。
そして、初投稿。
はじめてというのは難しい。
第一印象は大切だし、初恋は忘れられない。
エッセイは自由に、気軽に、書けばいいのよ。
はじめまして、エッセイストのわたし。
どうぞ、よろしく。